日常生活の中にはどうしても身体に元気がない時や日常生活で勝負を仕掛けるための活力を得るために用いるのが、さまざまな栄養成分の入った精力剤です。
その精力剤にはどのタイプにも必ず加えられている原材料というものが存在するのですが、その材料というのがすっぽんとアルギニンです。
すっぽんとアルギニンの特徴
なぜすっぽんとアルギニンが必ず加えられているのかというと、この2つの材料はそれぞれが持つ特徴を補完しあう立場にあるのが理由になります。精力剤で活力を得る部分を支えているのがすっぽんであり、古来からアジア地域で医食同源の代表格として扱われてきたのです。
その栄養成分として18種類の多様なアミノ酸が含まれているのが特徴で、18種類のアミノ酸は肝臓で分解されるとビタミン群に生成されます。様々な種類のビタミンに作り変えられたアミノ酸は、血管を通して全身に回ると新しい細胞組織を作る主原料になります。
疲れやすい体の原因というのが、古い細胞から新しい細胞に作り替える力が落ちていることで排出されるはずの疲労物質が体内に残ってしまうからです。そこですっぽんに含まれている18種類のアミノ酸を吸収することで、この新しい細胞が次々に作り直されれば活力が生まれることを意味します。
さらにすっぽんには鉄分やマグネシウムといったミネラル成分も豊富に含まれており、これらの成分は血液の流れを良くしたりビタミン類と引っ付いて吸収を促すので効果があります。これだけでも十分に活力を得られる成分ですが、精力剤にはさらにアルギニンが添加されているのです。
アルギニン自体はすっぽんのアミノ酸にも含まれているのですが、精力剤には人工的に多めに添加されています。この成分の効能というのが、外皮の主成分の一つコラーゲンの生成に使われるものです。コラーゲンは皮膚を作るのに役に立つ成分ではありますが、それ以外にも血管の柔軟性を維持するためにも用いられています。
栄養成分が濃い成分が体の中に入っても、それを全身に運ぶためには肝臓から直結している動脈血管が正常に動かなければ運ばれることはないです。そこでアルギニンを摂取することで、血管の組織をきれいな状態にすることにより正常な血流促進が促されることで栄養成分が体中を巡り元気になるという仕組みになります。
これが精力剤を飲むことによって得られる仕組みではあるのですが、ただし元気を得られるのは一時的な効果であることを忘れてはいけないことです。元気がない時や勝負を仕掛けるための活力を得るために飲むだけならよいのですが、これらの成分には副作用があるため取り過ぎると逆に臓器に負担がかかってしまい逆効果になってしまいます。
そのため必ず表記には1日の用法容量が必ず記載されているので、その通りに飲んで体を元気づけつつ生活の乱れを改善し適度な運動や睡眠と適切な食事による規則正しい生活こそが本当の持続した活力を得られることを熟知すべきことです。