精力に亜鉛が効く?その働きと効果とは

亜鉛が精力増強に働く仕組みとは

亜鉛はもともと男女ともに体の中にある必須の成分ですが、実は体内では作れないため、しっかりと外から補給しないといけない成分です。特に男性の前立腺や精子には多く含まれている重要な成分で、精子を生成するときに欠かせない栄養素です。

さらに男性ホルモンの分泌、つまり代謝を促進する働きもありますので、精力を維持するのに欠かせません。他にも体の再生や修理を行うときにも亜鉛はタンパク質を分解する役割もするので、不足すると精力の減退がホルモンとしても、体の機能としても衰えてきてしまうのです。

体内で生成できないので、意識的に摂取しないと知らず知らずのうちに男性機能が全体的に落ちてしまう土台を作ってしまうことになります。

亜鉛が勃起に働くその仕組みとは

亜鉛は精子の生成に欠かせない成分なので、亜鉛によって活発具体や質も異なってきます。

当然、亜鉛が十分にあれば、精力にもつながります。

さらに男性ホルモンを分泌が活発になるように体内環境を整える役割もあるので、男性機能もスムーズに働きやすくなります。また、亜鉛は血管の柔軟性を高めてくれるので、血液が流れる血行が良い状態になれば血管も太くなり、その勢いをキープできます。

男性器でも例外ではなく、陰部に血液が集中した時に、しなやかに血管が拡張して勃起の反応が顕著になりますし、さらにそれが維持しやすくなるのです。亜鉛は精子のパワーアップで男性機能の根本から高め、血管と血流を良くすることで、ダブルでサポートしてくれるのです。

亜鉛を多く含む食べ物

亜鉛は体内で作れないので食事を通してコンスタントに摂取することが必要です。

亜鉛を多く含む食材としてはカキやホヤ貝やホタテなどの貝類が豊富です。

ほかにも豚のレバーや牛肉が多いです。30代以上の男性だと目標摂取量は1日10ミリグラムと示されています。例えばカキ2つ食べると約5ミリグラムですし、ホタテは1個で2.2ミリグラム含まれています。豚のレバーは1食分80グラムとして約5.5ミリグラムと比較的現実的な量です。

牛肉は肩の赤み90グラムで約5ミリグラムを摂取できます。植物性の食材では納豆は1パックで1ミリグラム程度摂取できます。亜鉛は一度に多くというよりはコンスタントに摂り続けることが大切です。そう考えると食材ですべてをまかなうのは意識しなければなりません。

亜鉛の副作用。過剰摂取に要注意

亜鉛は男性機能のほかにも健康にも欠かせない成分ですが、摂取すればするほど良いものではありません。

過剰摂取だと逆に副作用があり、上限量として30代以降の男性では45ミリグラムまでとされています。過剰に摂取すると胃腸が吸収を拒むため、吐き気や嘔吐の症状が出てきます。

また、この時に他の金属ミネラルである鉄分や銅も吸収されなくなるため貧血も起こりやすくなります。

過剰になっている亜鉛が長年、長年体に蓄積されると腎臓の機能に障害が出ることもわかっています。

あくまでも1日の目安を参考に、不足にならないように亜鉛を摂取し続けることが重要です。きちんと自分で摂取量を把握してコントロールするようにしなくては逆効果になってしまいます。

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